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23年6月10日(土)国家石油備蓄基地




日本の立入禁止区域っていうのを通じて、白鳥国家備蓄基地国家石油備蓄基地)っていうのを初めて知った。
石油備蓄とは、オイルショックに代表される石油の急激な価格変動・戦争などによる石油供給量の減少に備えて、石油を備蓄することで、日本では民間備蓄国家備蓄産油国共同備蓄の3つの方式で石油備蓄が行われている。

2年前の2021年11月24日に、アメリカ・バイデン政権の要請を受けて石油の国家備蓄の一部を放出することを発表した際に知った人もいたことだろう。

備蓄方式にも種類があり様々な方法・場所で備蓄が行われている。


地上タンク方式】
<特色>
・建設コストが安い
・一般的技術
・操業実績が豊富

<採用基地>
・苫小牧東部国家石油備蓄基地
・福井国家石油備蓄基地



地中タンク方式
<特色>
・漏油、拡散の危険性が低い
・タンク間距離が小さく、土地の有効利用が可能
・地上タンクの約3倍の容量
・耐震性に優れている
・景観への影響が少ない

<採用基地>



地下岩盤タンク方式
<特色>
・必要な土地面積が少ない
・地震、落雷など自然災害に強い
・漏油、拡散の危険性が低い
・景観への影響が少ない

<採用基地>
・久慈国家石油備蓄基地
・串木野国家石油備蓄基地



洋上タンク方式
<特色>
・海洋空間有効利用
・必要な土地面積が少ない
・漏油、拡散の危険性が低い

<採用基地>
・白島国家石油備蓄基地


石油備蓄法にかかれているように、放出は石油の供給が危うくなるような有事の「最後の手段」ということらしいので、入れ替え以外での放出はない方が良いのかな。




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