10月17日、NTT西日本の子会社である「NTTマーケティングアクトProCX」と「NTTビジネスソリューションズ」より、コールセンターシステムの運用保守を担当していた元派遣社員が、約900万件の個人情報を不正に流出させたことを明らかにした。

個人情報の流出は、2013年頃から始まっていた可能性があるとのこと。

正直いって、こういった情報って結構なところで漏れてるんじゃないかと思ってる。

これを受け、業務を委託していた自治体や企業から被害状況の発表が相次いだ。

個人情報の流出被害にあったのは、テレマーケティング業務を委託していた自治体や企業など少なくとも59社・団体。氏名、住所、電話番号のほか、一部はクレジットカード情報が含まれているものも。

＜個人情報流出の可能性を公表した企業・自治体＞

・山田養蜂場：約400万件

・NTT西日本：120万件（新サービス・オプションサービスなど）

・森永乳業：約34万件（牛乳宅配サービス）

・フォーマルクライン：約19万件（テレビ通販番組等で商品購入した顧客）

・ソニーネットワークコミュニケーションズ：約14万件（So-net光）
・TOKAIコミュニケーションズ：件数非公表（フレッツ光対応サービス）

・NTTドコモ：7.2万件（スマホ・光乗り換え、ひかりTVチューナー関連）

・日本学生支援機構：約5万件（奨学金相談センターに問い合わせた個人情報）

・WOWOW：約4万件（WOWOW15日間無料体験）

・MXモバイリング：1.2万件（Marubeniひかりサービスの注文申込受付業務）

◇自治体・団体など