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23年12月5日(火)ドラマ「人間失格」




1994年放送のドラマ「人間失格」をみた。
Kinki Kids として初出演したドラマでいいのかな?

これを見るきっかけは、少し前にドラマを見て、他に何か興味をそそるモノがないか探索していたら、【ぼくらの勇気 未満都市】の続編【ぼくらの勇気 未満都市2017】というのがスペシャルドラマとして放送されていたことを知った。

これを見るために、まずは最初に放送されたドラマ版を見ようと思ってたんだけど、すっごい前に Kinki Kids の出てるドラマにはまってた先輩にいろいろと勧められた事を思い出し、もう一度見直そうかなと思ったのが始まり。

<Kinki Kids 出演作品>

若葉のころ(1996年)
青の時代(1998年)
ぼくらの勇気 未満都市 2017(2017年)

あらすじ

私立の名門中学校に一人の少年・誠が大阪から転校してくる。
同じクラスの留加と友人になるが、留加は校内で問題となっていたウサギ殺しの主犯格であるなど、裏の顔を持っていた。

その後、誠を待ち受けていたのは陰湿なイジメと裏切りの世界。
やがて誠は絶望のふちに立たされ死んだ。
そして、すべてを知った誠の父・衛が復讐を決意する。

感想

イジメ、体罰、虐待、自殺、父親の復讐、親子の絆などが1つの作品に盛り込まれていて、結構衝撃的。とはいえ、当時これらが問題としてより大きく取り上げられていた頃。

視聴者からの批判が多かったものの、最終回視聴率は、28.9%だったらしい。野島伸司 作品ということで、注目されてもいたのかも!?

今じゃ再放送・リメイクなんて絶対出来ないだろう作品かな。
とは言え、いじめは無くならないだろうし、こういう作品があってもいいんじゃないかと思う。昔に比べ、今のいじめはより陰湿で、昔とはまた違ったモノなんだろうなぁ。


主演の堂本剛・光一、ともに15歳!?
若い、、、とにかく若い!!


剛の父親役は、赤井英和。
この二人のコンビは、他のドラマでもあったような記憶が。



いじめの対象者をかばう事で、次のターゲットにされる。
机に花。
こういうのとか、あとは暴力的なのがいじめの代表格だったか。


斎藤洋介、そのうち見る予定「若葉のころ」でも登場。
たしか、同じような指導をする側と受ける側だった記憶。


加勢大周、写真部顧問として登場。
生徒だけでなく教師からも標的にされ・・・・・・
こんな状況になったら、おかしくなってしまうわ。



物語途中、前の学校に戻ろうと提案し、泣き崩れる場面。
ここは、昔のドラマとは言えど グッとくるものがあった!!


いじめからの自殺?になるのか、他界後・・・・・・


そして、幼馴染から渡された手紙。
この手紙の内容が、ドラマ内でナレーションになってた事を知った。
ここから父親の非道な行動があるが、写真に一部始終が収められていたりと、あれは爆発してしまってもしょうがないだろうなぁ。


出所し家族に出会い終わる。
死に追い込んだモノたち全てに、絶望を味合わせないと納得できない!!
生き残った人が、幸福な生活を送るのは許せない!!

そんな気持ちになってしまった。


ドラマの感動とは、ちょっと違うけど・・・・・・
黒田勇樹、セリフがひどかった記憶があったけど、間違ってなかったw


反田孝幸、この後に出演した「3年B組金八先生」シリーズ4で知名度があがったそうな。ちょこちょこと色んなドラマで見かけた記憶も。

放送当時94年から約30年も経ってるのかぁ。
生徒役だった人達も、40歳を越えてるのにびっくりだ!

主題歌



キャスト

大場衛:赤井英和 
大場夏美:横山めぐみ 
大場誠:堂本剛 
大場学:善家尚史 
森田千尋:桜井幸子 
宮崎信一:斉藤洋介 
新見悦男:加勢大周 
影山留加:堂本光一 
武藤和彦:黒田勇樹 
松野裕次:反田孝幸 
戸田哲雄:小橋賢児 
間中俊平:国分博 
須藤久:井川比佐志

※三宅健も生徒役で出演していたようです

<ナレーション(手紙)>

<1話>

僕の目をあげる
もう君を見なくてすむのなら僕の耳をあげる
君の声を聞かなくてすむのなら僕の口をあげる
もう誰とも話したくないんだ

<2話>

昨日とても明るかった空がたった一日でぼんより雲ってしまう
それがごく単純に僕達の世界なんだ

<3話>

黙っているのが一番いいことだ
僕は本能的にそう感じていた
彼らのゲームを盛り上げてはいけない
そう、まだ僕が耐えられる間はそれがごく単純に僕達の世界なんだ

何かが僕を殺そうとしている
それはきっと、人間じゃない
けど心配いらないよ
僕はいざとなれば助けてもらえるんだ
僕を愛し、信じて、包んでくれる
あの優しくて大きな、大きな波に…

<4話>

僕はまだこの圧力に気づいてもいなかったんだ
唯一 そう 僕の唯一のこの安らぎの場さえもがしだいに暗く閉ざされていく
見えない何かに圧力をもって

<5話>

僕はとても嬉しかったんだ
もう一度キャッチボールができたから
ほら…昔よりもずっと強いボールが投げられるって、誰よりも知って欲しかったから…

僕はわからないんだ教えてほしい
いったいなぜ僕だけがたった独りここにいるのか
誰かどうか誰か教えてほしい
それが何かの罰ならば僕はいつまでこうしているべきなのか

<6話>

僕はとても疲れてこのまま眠ってしまいたい
このままだと負けなのだろうか
悔しいけど僕はそれでもきっと眠ってしまうんだろう
それが何かの罰ならば僕はいつまでこうしているべきなのか

<7話>

僕は次第に物を飲み込めなくなっているんだ
食べてもすぐにもどしてしまう
学校にいるときはもちろんこのうちの中にいてさえ僕は朝が来るのが恐いんだ
太陽よどうか僕を照らさないで
暗闇をどうか長く僕を隠して欲しい

<8話>

狼たちには良心の痛みなどない
集団だから、罪悪感は薄れていくんだ
あぁ…僕に鉄の体があれば、彼らと戦うことができるのに
鋭い牙も決して通すことのない、鉄の体と強い意思が…

<9話>

僕の背中には発条があるんだ
壊れて飽きられるまであるいは次のおもちゃが見つかるまでは
酷使される君自身がオモチャにされたことはあるのかい
順番はいつか巡って来るんだ
突然に容赦なく

<10話>

集団で他人を傷つけるハイエナ達よ
鏡を見たことがあるのかい君も君も君も
僕にはみんな同じ顔にしかみえやしない
姿無き悲しい者達よ

僕には誇りがあるんだ
そう…父さんの息子だという誇りがね
泣いている人がいたら助けてあげる
どんな人にも平等に優しくしてあげるんだ
父さん…お父さん…
僕は大人になったら、あなたのようになりたいんだ

<11話>

もうすぐきっともうすぐこの暗闇から開放されるんだ
その時が来ることをただひたすらに信じて
僕は口を噤み耳を塞ぎそして目を閉じた

<最終回>

たとえば僕が死んだら、どうかこの事を忘れないで欲しい
人を痛めつけ、傷つけても、決して君自信は救われはしないんだということを
そこにはさらに無限の暗闇が広がり
差し伸べる手も、ついには見えなくなってしまうんだ

君は僕の友達だ
いつも僕は君を守ってあげるよ
君がそうしてくれるように
君が涙する時は、日が暮れるまで僕もそばで一緒に泣くだろう
君がそうしてくれるように
さぁ、笑ってごらん
これからの長い人生を、僕たちは互いに助け合っていくんだ
時々けんかをしても、すぐに仲直りをするんだ

やがて僕たちが大人になり、それぞれ父親になった時
僕らの子供たちもきっと、素敵な…そう、かけがえのない友達になるだろう





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